難しくする事

自分の弾き語りアレンジが結構(というかかなり)難しいんですが，まあそれで歌が完璧なら文句ないんだけど，結局それで歌が上手く歌えなかったら本末転倒なところはやっぱあるよなーとか考えてました．

ほんとうにあれがやりたかった音楽ならいいんですが，難しくするためだけに難しくしてないだろうか？という辺りがちょっと不安です．そういうつもりではなかったはずだけど．「一人で歌含めバンド全員分ぐらいの事をやるんだ」っていうコンセプトなので，難しくなるのはやむなしとは思ってるんだが．難しさより，新しさを探してるというのはある．

まあ難しくしないと気合いが入らないという理由はないでもない．難しいピアノの中でも歌えるぐらい歌の方を上手くしたいという気もある．そういう意味で難しさが無駄なわけでもないとは思う．私は結構「必死」な演奏という物が好きなのだと思う．最近は，自分のアレンジを弾きながらの方が，カラオケで歌う時より燃えるなあと思う．もっと上手い人ならもっと簡単な内容でも必死さを表現できるのかもしれない．

そういえば，自分の動画でチェックする限り，私の指の動きは結構優等生的なのではないかと思った．難しそうに見えないという意味で．吸いつくような感じになってるよね．特に跳躍はきびきびした感じかも．

ピアノソロだと，繰り返しの度にアレンジ変えないと単調な感じがしちゃうけど，弾き語りだとそんなに気にならないような気もした．でも，自分としてはもうちょっと直したい．

あ，要は「難しけりゃいいってもんでもないよね」という話でした．