ベートーベンの難聴は鉛中毒

ちなみに,音楽ファン向けのコネタとして,「ベートーヴェンの難聴と酢酸鉛」というネタがあります。この酢酸鉛は甘みを持つため,古代ローマでは甘味料として使用され,その後,ワインの醸造過程で甘みをつけるために加えられていたそうです。ベートーヴェンのワイン好きは有名ですが,彼の遺髪からは通常の100倍の鉛が検出されていて,重傷の鉛中毒であったことが証明されています。30代から彼を悩ました聴覚障害はこの鉛中毒だったと考えられます。

へえー.