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カプースチンピアノソナタ9番を聴いています。
CDこれ。
ブックレット読んでたら、チャイコフスキーの交響曲6番の副題「悲愴」は誤訳だそうです。
調べてみると、誤訳というほどでもないのかな。
まあクラシックを知らないのはともかく、
曲を知ってて薀蓄を知らないというのは健全なことだと思います。ええ。
ただ、薀蓄も含めてクラシックだというのも否定できない気もしますが。
だから薀蓄王だと思われるのは本意ではないんですがね。
んで、クラシックの良い所って、やっぱ構成がしっかりしてることだと思うんですよ。
形式的つーのは悪い意味もありますが、「ちゃんと終わったことが分かる」とかって大事なわけです。
そういう意味で、やはりカプースチンの曲も、
8つの演奏会用練習曲、ソナタ1番辺りが普遍的名曲なのはどうも間違いないというか。
最近のはピアノの使い方という意味でまだまだとても面白いのですが、
上り詰めるような感覚とかがどうにも物足りない。
私はどちらかというと(VUTTER君との比較)、瞬間的な面白さより、
曲全体としての構成を重視する方だと思っています。
ソナタ9番は…とりあえず弾いたら最後笑いが起きることは間違いないが…。
局所的に見れば極めて面白いのですが…あんまり納得感がないような。
しかし演奏のルデンコさん。この人の指回りも凄いな。
「くるみ割り人形」〜行進曲のラスト笑える。粒揃いすぎ。
アルバム全体としては、凄く良いんじゃないかな?
全体的に超絶技巧過ぎ。ピアノの可能性の高さを思い知る。
カプースチンもソナタ1番2番より好きじゃないかもってだけだし。
そういえば、「天国と地獄」という運動会でよく流れる曲が思い出せなくなってた。
あったあった。
最近ずっとリストのハンガリー狂詩曲2番のフリスカと混同してた。
風邪ひいた。鼻水が止まらないのが寒いせいだと気づくのが遅すぎた。