ぶっ飛んだ音楽

今でこそポップスなど聴くようになりましたが、ちょっと前までは(音楽的に)ぶっ飛んだ曲を探すのがメインみたいなところがありまして、たまにはそんなのの紹介でも。通ぶるための定石ですので通ぶりたい人は聴いてみてね!


私が紹介する曲は基本的に一般にも馴染みやすい部類の曲のはずです。多分。よく分からないなりに楽しめると思いますよ!もちろんもっとぶっ飛んだ曲も知ってますが好きでもないものは紹介しません。音楽的にぶっ飛んでいるのではなく、ネタ的にぶっとんでいる曲の方が専門だったことに気づきましたが、それはまたの機会に。

クラシック編

7/8拍子という狂ったリズムの曲。いつも聴いてるのはポリーニのなんですけど、YouTubeに無かったのでアルゲリッチのを載せときました。最後盛大にミスってる(笑)。迫力は伝わるかと。

あ、これは全然親しみやすくないかも(笑)。でも映像だけでも笑えるかと思います。「上着脱がないと弾けないんだよね」とか言ってるみたいです(笑)。

ゲーム音楽

謎の音が主張し合う謎の曲(笑)。あー、これだとモノラルになっちゃってて物足りないかもですねえ。

薀蓄編

変拍子

ところで7拍子の曲というのは「そんなもの聴いたことあるわけねーだろ」という人が多いと思いますが、意外なところで多くの人が耳にしているのです。それは、FF5のボス曲に2小節?だけ(0:59あたりから)、と、FF10のシーモアバトルにもうちょっと長く(2:21あたりから)です。FF5のボス曲は世界一有名な変拍子の曲なのではないでしょうか。もっと身近にあるよってのがあったら是非教えてください!(変拍子というのは、一般的には拍子が変わる曲のことではなく、2とか3とかの倍数でない拍子のことを指すようです)…と思ったが、ポリリズムとかが抜いたかな(笑)。


変拍子にはだいたいの場合において、聴く人を息苦しくさせる効果があるようです(笑)。

変拍子ポリリズム

そういえばPerfumeの「ポリリズム」変拍子を使った曲ですが、変拍子と音楽用語としてのポリリズムとはあんまり関係ありません。多分。ポリリズムの「ポリ」は「複」という意味です。多分ポリエステルとかのポリと語源は一緒です(ポリエステルとかを高分子と言いますが、高分子の高は数が多いことを指している)。つまり、二つ以上のリズムが同時進行する事を言います。


ポリリズムの曲としては多分ショパンの幻想即興曲が一番有名なんではないでしょうか。あれは右手が4つ鳴らす間に左手は3つ鳴らすのですよ。でも速いから適当でも良く分からないことで有名です(笑)。分かりやすいポリリズムの曲として有名なのは多分ドビュッシーのアラベスク1番でしょうか。これは右と左が違うのが分かると思います。まあでもこのぐらいちょっと出てくるだけなら、他の曲でもいくらでもあるんですけどね。