物を持たない豊かさ

上に書いてあるけど、最近CDをディスクで買うのが前より億劫になってきたんですよ。iTunesとかでデータだけ買うほうが場所とらないよなと。大体、どんな曲も聴こうと思えばWeb上で聴けちゃうんですよ。となると、買うという行為は金を払うという所に目的があるんですよ。だったら物が無い方がいいんじゃないかみたいな。


風来のシレンっていう私が大好きなゲームがあるんですが、一番時間かかるのがアイテムが持ちきれない時の取捨選択なんです。冷静に考えれば新しく拾ったものも前から持ってた物も同等な資源な訳ですが、今まで持ってた物を見直す手間がかかるのでどうしても新たなものに差し替えにくかったりするんですね。


上の例では家が狭い方が掃除の手間が少ないんじゃないかって言ってますけど、庭なんかその最たるものですよね。庭があったら草むしりとかの業務が発生するわけじゃないですか。それって普通に時間がかかりますよね。まあ庭があって、そこでやりたいことがあるならいいですが(父なんかは薔薇を栽培して近所に配ったりしてるぐらい活用してる)。


そもそも片付けって、物が少なければ簡単なわけです。密度高く収納すると、取り出すのも、元に戻すのも手間がかかります。物自体を減らすことはいろんな、「本来したいことでない仕事」を減らすことが出来ます。


レンタルで済ますという感覚もようやく理解できてきました。そういえば、マンガも、金額的には買えるけど、物が増えるのが嫌で買ってなかったりしてるんです。