それは人見知りとは関係ないよ

人見知りってすごい才能だっていうのを教えてもらったの。神様から与えられた素晴らしい才能だっていうのを、タモリさんが言ってた。今俺がこう言ったら、相手がこう思うだろうな、とか、こんなに人のことを考えてあげれて、それを第一位にして動ける人間っていうのは、人見知りしかいない。
だから、この世界(芸能界)で戦っていく人は人見知りしか成功しないってタモリさんが言ってた。
それで、もう一個足すと、人見知りのいい状態になれるのよ。
これ言ったら嫌がられるだろうな、の時に、もう一個努力で、これ言ったら良くなるんじゃないかなって考える努力をするんだよ。これはね、人見知りを弱点じゃなく、武器に変える技なのよ。

まーたこんなのが人気記事に上がってるよ。大事なのは「相手がどう思うか?」を考える事であって、人見知りである事ではないだろう?人見知りってのは、馴染むまで上手く話せないっていう、悪い状態についての名前だ。命名の時点で悪い意味が含まれてるんだから、それを良いと評価する事は単純におかしい。まあ嗜好として、「人見知りの人が好き」とか主張するのは自由だけども。


「人見知りが相手の事を第一に考えてる」というのは「障害者はみんな真面目」ぐらい間違ってるし、酷い差別だ。

過去記事

個性について

個性ってのが優劣が付けられない物の事だとすると、(当たり前だけど)優劣が付けられる物は個性じゃないわけだよ。ということは、例えば「優しさの形」は何種類かあってそれぞれ優劣が付けられないとかいうことはあり得るんだけども、「優しさ」と「優しくなさ」を比較したら絶対に優しい方がいい訳なんだよ。もしそれに当てはまらないケースがあるような気がするなら、それはある対象についてそれを「優しさ」と呼ぶ事が間違ってるとかそういう理由だよ。