批判するのは簡単だけど
松本龍復興相の発言、話題になってますね。私も一目見て「こらあかんわ」と思ったわけですが。なお、もう辞任したみたいですね。
でも、100人が100人ともおかしいと思うような事を言ってる場合は、ちょっと冷静になった方がいいかもなと、今自分に言い聞かせてます。いや、こいつがクズじゃないかもしれないという話をしているのではなくてね、なんかもっと重大な問題から話題をそらそうとしてるんじゃないかとかさ…。
しかしあの発言で、新聞社各社は結構批判するのを恐れたっぽい。ってことは、結構こういう事(記事にしたら終わりとか言う事)って日常的にあるんだなと思いました。
(2011/07/06追記)
私が考える「知性的な感覚」からすると、みんながボコボコに叩き始めたら、もう自分が叩く事には新しく人に何かを与えるのではないのだから、一歩引くべきだと思うのよね。だから、
こういう時に前に出てくる「知識人」を私はちょっといぶかしく思うし、それ以上に(ブクマの数を見るにたくさんいるようだが)みんなが思ってる事を言う人を「賢い」と思う人も非常に危険だと思う。こういう人達は、自分の考えというものに自身を持てないようで、権威が自分と同じような事を言ってるのが凄く嬉しいらしいと感じる。
大体この記事の内容、「私は良い先生(上司)です」って主張してるだけじゃねえのかと思う。
(2011/07/07さらに追記)
上のような事書いてたら、ちょうどこんなのが出てきた。
「みんなが当たり前すぎて言わない『常識的な考え』を言う」というポジションの人も、社会的に一定の意味を持つと思う。内田氏はそういう人だと私は思っていた。