本日のネタ

なにより「闇社会の人間にしか解決できないトラブルがある」という認識が、決定的に間違っている。間違っているというよりも、これは犯罪的なコメントなのだ。

 闇社会の人間にとって、威圧とトラブル処理は同じものだ。
 威圧とトラブル処理は、コインの裏表のようなもので、現実的には、同じひとつの「暴力」という現象の、別の側面であるに過ぎない。

 彼らは威圧によってトラブルを惹起する。トラブルを処理する際も同じだ。彼らは暴力を背景とした威圧によってトラブルに介入し、それを解決している。

 が、本当は解決しているのではない。闇社会の力を借りてトラブルを処理した人間は、その時点で闇社会に取り込まれている。なんとなれば、トラブル処理自体が民事介入暴力という名前の違法行為であり、その違法行為に加担した人間は、その時点で、同じ穴のムジナだからだ。

 結局、「闇社会の人間にしか解決できないトラブルがある」という言明は、「市民は暴力に屈するべきだ」ということを別の言葉で言い換えた表現ということになる。こんなコメントをワイドショーの司会者が垂れ流して良い道理はない。

結論を述べる。
 ついさきほどまで、私は、島田紳助の完全な引退を願っていた。
 二度と芸能界に戻ってほしくないと思っていた。
 でも、色々と検討した結果、考えを改めました。
 紳助さんには、なるべく早いタイミングで、芸能界に復帰してほしいと思っています。
 理由は、政治家に転身されたらかなわないからです。
 だって、大成功するに決まっているから。
 そんなのはイヤです。

そーですねえ.まあ芸能界なんてとんでもない所だって言う認識が広まる方が私としては良いので,そういう意味では島田紳助みたいなのがのさばってた方がいいのかもな.