昨日、

「伝えたい事」と「伝える媒体自体の面白さ」のどっちが大事かは、
場合によって変わっていいんだと思う。
基本的にはこの二つは両立しないものであるからこそ、
両立した時に「上手い文章」と呼ばれるんじゃないかな。

と書いたが、両立しない、というのはちょっと違うかもしれない。

例えば文章を賢そうにすればするほど、「伝える」ことが難しくなる、
と考えればよいのではないか。

私は、優先されるべきは「伝わる」ことだと思う。
つまり「自分が伝えきれる範囲までしか賢そうに書かない」べきだと。


私が人の文章を見てイライラするのは大抵、
「賢そうだけど全然伝わってこない」場合である。

美術展とかを見て、よく分からないけど分かったふりをしなくちゃいけない、
というのは、「分からない奴はバカ」と強制されているように感じるからで。

それを創造する側が思ってしまっては終わりかなあと。
はだかの王様というやつですよ。


ピアノ愛好会のコンサートで思うのはどっちかって言うと
「みんな背伸びしすぎ」で、
「自分が表現できる曲のうち一番難しいもの」が理想と言えるだろう。

逆に漫才師とかを見ていて、
「その突っ込みはしつこすぎる」とか思うのは、
分かりやす過ぎる事への不満だろう。
大体漫才師が話す内容に重要な事は基本的に無くて(笑)
その伝え方そのものが芸なんだから。



さて、私自身はどうかというと…。
自分でも「賢そうだけど全然伝わってこない」文章を書いてる気がしてきている(笑)。

まあこの日記のメインが「伝えたい事」にあるのか、
「文章の楽しさ」にあるのかは特に決めていないが…。
芸ザ連の人として書く場合はもっと分かりやすく書いてるつもりなんだけど。

でも自分としてはやっぱり「伝わる」ことを目指したいと思うので、
これからはもうちょっと「賢そうレベル」を落とすかな。


maaと愉快な仲間達
個人的にはギャグが全然好きになれないけど…。
でもやっぱし読んだ方がいい内容だと思うね。

アンネの日記はフィクションだとか


というかここに書いてる事が最近全然日記じゃないぞ。
今日はいろいろ出かけてきたのに…。