コミュニケーション力学
姉が企業で働いていた時(現在は先生),「セクハラ研修」みたいなのがあったらしい.そこで職場の男性が話を聞いてきて,「女の子に『ちゃん』づけで呼ぶのはセクハラ」と教わってきて,「マジで?みんな嫌だった?」とか言ってて,研修の効果みたいなのを感じていたそうである.
で,思ったのは,もっと人とのコミュニケーション一般について,体系的に学べるようなものがあっても良いのではないだろうかということ.みんながみんな「コミュニケーション能力が大事」という割に,その習得方法を説明しないのは不誠実であると私は感じている.すべての能力と同じように,才能と,努力によってそれは決まる.すべての能力と同じように,理論とその体系と努力の方法があるはずである.身に付けた人は,それを教えてあげられるはずである.漫然と「サークルにでも入れば」と言ったってピン切り過ぎる.
もっと,「コミュニケーション学」みたいなのが中学生の授業とかであっても良いぐらいだと思う.
この前,「声の大きさ」「話す速さ」という話をした.この件に関しては,財務会議でも感じたので再度言わせてもらった.
テーブルを囲んで話し合いをしていて,どういう大きさでしゃべれば参加者全員に聞えるかということが計量できないのは,はっきり私は能力不足だと思う.ちなみに一対一でそれができないなんてのはもっと低レベルである.