ライオン

マクロスFのライオンが大人気なんだが、私は全体的な雰囲気は好き(楽曲としては認めるというか)なのになんだかしっくり来ない。イマイチ歌詞がよく分からんせいかね。

なんとなく深いような気がするけど特に意味がない言葉のように感じる。感じるだけでよく考えたら分かるのかもしれない…。なんとなくで深そうなことを言うのは恥ずかしいし。


実際深いことを言うのが当然望ましいわけだが、自分が分からないものを歌うぐらいなら、まだ分かる範囲の浅い歌詞を歌う方が良い、というのが私の判断。だって気持ちが乗せられないじゃん。だからこの歌も、魂が入ってるような入ってないような…。


アニメ見てないけど、これがランカとシェリルの二人で歌う曲であるという辺りが、ちゃんと内容を表してるんだろうか…と不思議だ。


星を回せ→運勢を司る星を自由に動かす→運命を自ら切り開く
世界の真中で→そのまま
くしゃみすれば→意識しないちょっとした動作
何処かの森で蝶が乱舞→バタフライエフェクト(一見関連のない事象が実は連鎖していること)を暗示→無意識の行動でも世界に影響を与えられる

君が守るドアの鍵デタラメ→鍵は扉=新しい世界へと飛び立つ可能性の比喩→君(恋人)は可能性を秘めているがそれはまだ未知数である
恥ずかしい物語舐め合っても→慣用句「傷を舐め合う」とほぼ同意→不器用な生き方を慰め合っても
ライオンは強い→ライオン=強い意志・勇気ある人を象徴→強い意志で未来に立ち向かう人間は強い

生き残りたい生き残りたい→生きるとはそのままの意味でなく運命に立ち向かう意味→心を折られたくないまだ戦いたい
まだ生きていたくなる→「いたい」ではなく「いたくなる」→恋人を見ているとまだ戦い続けたいと思える
星座の導きで今見つめあった→星座は星で運命→運命に導かれて恋人に出会った
生き残りたい生き残りたい→上に同じく
途方にくれてキラリ枯れてゆく→生き方を見失い心が枯れてしまう
本気の体見せつけるまで私眠らない→本当に全力の自分の姿を恋人に見せるまで諦めない

風はやがて東へ向かうだろう→風は変化の象徴→変化は広がって行く
高気圧この星の氷河を襲う→氷河は不変の象徴→大きな波が社会を大きく変える
誘い水を飲んだ胸がつらい→誘い水は変化のきっかけ→変化のきっかけになろうとしたが苦しい思いをしている
遠巻きな物語囓り合う骨の奥まで→今まで無縁だった世界に飛び込んで共にがむしゃらに生きたい

生き残りたい埋まらない傷光恐れてた→消えない心の傷を抱えて未来を恐れていた
許されたい命が今惹かれ合った→罪の意識を抱えた者同士が惹かれ合った
彷徨い果てて君の隣りで火照り鎮めたい→生き方を模索し続けて疲れ切った時は恋人の隣りで安らぎたい

生き残りたい崖っぷちでいい君を愛してる→全てを賭けてギリギリの恋でも構わない
目覚めたい気持ちが今惹かれ合った→新たな世界を目指す者同士が惹かれ合った
狂気に代えて祈り注ぐよ君を愛してる→狂気は愛ゆえの独占欲や嫉妬などネガティブな感情→愛しているからこそのネガティブな感情も恋人の幸せを祈る気持ちに変えられるほど愛している

うーん、それは分かるけど、分からないって話なんだけど(笑)。パーツは分からないでもないけど全体的な方向性が掴めないというか…。