基本的な法則と突飛な法則

このブログで私が取り上げて書くような内容と言うのは、それほど派手でも目新しい内容でもないと思っている。読んだ人が「そりゃそうだ」とか「何を今更」と思ってるのかもしれないと思っている。


しかし、本当に役に立つのは目新しい法則ではなく、基本的な法則を本当に理解する事である。法則とは、どんな時でも成立するようなものを言う。法則とは一般的なものであり、それを具体例に適用して、個々の事例においても正しいはずのものである。そんな法則が新しく次々発見されるとは考えにくいし、一般的であるほど先人達が既に見つけている可能性が高いのである。


突飛な法則は、もし成立するとすれば凄く面白いのだが、突飛であればある程成立しないものである。私も、血液型で性格が分類できたら面白いだろうと思う。どんな女の子でも口説き落とせるセリフなんてのがあったら知りたいと思う。だから、世の中にはそんな突飛な法則が溢れている。


突飛な法則を思いつくところまでは良い。しかし、それは検証すべきだし、反例が見つかったら今度は「そんな法則は無かった」と報告すべきものだ。ほら、また至極当たり前の事しか言っていない。しかしこの当たり前の事は本当に実行されているだろうか?実行してない人達が「分かっている」と言っているだけなのだ。


もう一度言うと、法則とは一般的なものである。その法則が分かっていると言うならば、その法則が適用可能な全ての個々の事例について、法則に従って判断できなくてはいけない。