大人もどき

大人らしい事が一つ二つできるようになっただけで、他人がそれをできないことを馬鹿にしているのは凄く浅ましい。人によって重点を置いた事によって優劣が出るのは当然であり、相手が出来ていない事があったからといって、その人が出来ている事が自分が出来ているかということを無邪気に考慮しない。


自分の価値観(評価基準)で自分と相手を測ったら、自分は自分の価値観に従って努力しているはずなのだから、大抵自分の方が評価が高くなる。


相手の価値観から見ても相手より大人になってから「お前は餓鬼だ」と言え。

自分に厳しく他人に甘く…の厳密な言い方

「他人が出来てないからといって自分が出来ていなくて良い理由にはならない」って言われて、どれぐらいの人が「うんうんそうだよね」と思うんだろうか。


中学三年の時、以下の事を決意した、という思い出がある。

  • 自分が怒られている時に「お前だってアレが出来てないじゃないか」という反論はしない
  • しかしそういう反論をされた場合はそれを受け止める


これは、理不尽な事を言う大人を見て、「自分だけでも立派な大人になる」という決意の元に考えたことである。中学三年の時に考えたことなので、今ではもっともっと色んな事を決意している。でもこの歳になっても、上記を了解している人は少ないのではないだろうか。