世界の国歌集
- アーティスト: スロヴァキア放送交響楽団,ブレイナー(ペーテル)
- 出版社/メーカー: ATEN RECORDING
- 発売日: 2003/11/18
- メディア: CD
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これも図書館で借りた。CD4枚組みなので、そんなに一気に聴けませんけど。曲数が多いので仕方ないだろうけど、解説とかはほとんどなくて残念。あと、声は入っていないので、私としては少し残念。
「日本の国歌は穏やかで、他はもっと盛り上がる」ような気が勝手にしてたんだけど、事実そういう傾向はちょっとあるけど、基本的にはだいたいの国歌は荘厳というか落ち着いた印象と思う。
ただし、民族性が違うはずの国も結構西洋音楽的で、そういう意味で日本の曲(君が代)は結構独自性があると感じる。
君が代の音楽性
(詳しいサイトがたくさんありますが、個人的に思う範囲で書きます)
君が代をなんらか演奏してみた事のある人は、あの最初と最後に調性をつけようと(和音を追加しようと)して「なんかしっくりこないなあ」と思った事があるよね?少なくとも、Bill氏はそんな事言ってた。やっぱそれが、西洋音楽的でない事によるものみたいね。
君が代のメロディーは古来の旋法(律旋法)であるため「レ」から始まって「レ」で終わります。がエッケルトはこれを「ハ長調(=「ド」が主音)」と考えたため曲の最初と最後に和声をつけられませんでした。それゆえこの編曲には日本風とも西洋風ともつかないような中途半端な印象を覚えます。
あーむしろ中途半端だという見解もあるのか。
日本風メロディについての考察。面白い。
第二国歌
第二国歌ってのがある国は結構あるのかな?国歌が荘厳な分、みんなで盛り上がるには向かないということで、勇壮な曲とかで、みんなで歌える曲ってのを第二国家として親しんでいる国があるっぽい。
確かに、いろんな世代の日本人が集まった時に「あの曲歌おうよ」ってなる場面が想像できないというか、相応しい曲が思いつかない。君が代はかなり荘厳だから、盛り上がる場面に向かないとは確かに思う。まあないならないでいいけど。
アニソンからかよ(笑)!
・ロトのテーマ
まあ確かに国歌っぽくはある(笑)。日本ぽいかは分からんが(笑)。でもまああれは歌詞つけても歌いにくいと思うよ。
他いろいろ上がってるが、みんなで歌いたい曲って感じのはあんまないよな。鉄腕アトムとかは割とダサいけどそのダサさが良いかもしれないと思いました!あとは宝島とかいいかもね。