ドラフトについて、家族の会話

(野球のドラフトについて)


母「今日、ドラフトで指名された子がね、『これで社会人になれたと思うと嬉しいです』って言って涙流してたの。感動したわあ」


私「うーん、当たり前の事じゃない?」


母「当たり前の事だけど、なかなか言わないし、それで泣く人は初めて見たわよ」


私「いや、だから当たり前だからみんな言わないだけじゃないのかって思うんだけど…」


父「僕が感心したのは昔の選手のね、貧乏球団に指名されて、『うーん条件次第ですね』って言った奴だね。高校3年生がふてぶてしく大人と同じ土俵で交渉する方に感心するね」


私「なるほど」


父「だから、ドラフトでもよく、指名された後に選手が自分のチームの人に胴上げとかされてる映像が出たりするけど、ああいうポーズを見せてはダメだと思うのよね。交渉というものが分かってないよね」

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という会話がありました。そのまま道徳の教科書に載せられそうな話だと思いました。いわゆる昔ながらの「父性」と「母性」が直球に出た、面白い例だなと。