VUTTER君のライブ

VUTTER君のライブに行ってきましたー。浅草まで。浅草に行ったの初めてだったかな。ライブ会場が雷門のすぐ近くだったので、ついでにちょっとだけ見てきました。あのずらりと並んだ店達、変な所だなあと思った(笑)。


ライブの内容に関しては、まあVUTTER君と徹底的に話したのであんまりここに批判は書かない事にして(笑)、どんな様子だったかって話をしようかな。


VUTTER君本人のブログには写真とかもあるので、そっちも見ていただければ。


ビルの8階のライブハウスで、窓にカーテンも無く明るい雰囲気。サロン的というのかな。普段は夜にライブをやるらしく、夜景がきれいな所という事らしい。今回は昼だったけど。ファンと交流しやすい雰囲気だったとは思うけど、没入感とかではあんまりなのかな、という感想。そこはトレードオフな部分だと思うので、本人がそれを望むならそれも良しか、という感じかなあ。椅子の並びとかも、テーブルを囲むようになってたりして、全部がステージを向いている訳ではなかった。


何より、楽屋が人間半分ぐらいしか入れないからという事で、開場してから開演までずっと演奏者が前に居るという状況。うーんシュールだ。そして私はあんまりVUTTER君を独占するのも良くないと思ってなれなれしくしないようにしてたんだけど、VUTTER君が孤立しててそれはそれで見てて困る(笑)。


VUTTER君や山脈さんの服装もまるきり普段着だし、MCもくだけてるしで、キザったらしさが皆無。それも、アットホームさと、没入感とのトレードオフだと思うんだよね。まあ、あとは演者にしてみればやりやすさと緊張感ってことになるのかも。


前の席に座ってた人が結構歳行った女性で、この人はきっと…と思って話しかけたら、やっぱり彼のブログとかに書き込んでた人だった。それまでクラシックオタクだったとかそんな話をわいわいとした。非常にオタと言うか研究熱心な人で、大変面白かった(笑)。筑波のピアノ愛好会のプログラムも確認したとか、音大みたいですよねみたいなことを言われて、そんなことまでチェックしてるのかあと思った。あと、VUTTER君を見始めてからゲーム音楽というものにも興味を持って「ゲーム音楽の理論書ってのを買ってみたんですけど」っていう話をしてて、長年ゲーム音楽オタクをしてる私が思わず「そんなものあるんですか!」と驚いてしまった。


あとはファンの…私らよりちょっと年下ぐらいの女の人に、「この人知ってます」とか言われちゃった。そうですよねー。twitterでVUTTER君と絡んでますもんねー。なんかニコニコ動画経由の知り合いが欲しかったんで、なんだ直接の知人なのかあみたいな感じの話をしていた。


今回はピアノがアップライト(電子ピアノで無い)というのが特徴だった訳なんだけど、結局ドラムの音が大きいのでその音もマイクで拡張してるのね。でも、それですらドラムには負けていて…。その点においてやはり音響はばっちりだったとは言い難い。そこは残念な所だったかな。


その点、カホンでやった時は随分ましだった。やはり音量バランス的にはこの辺がいいのかなあと思ったな。そういや、カホンが結構サラサラした音が出るのが気になったので、どうしてなのか訊いたら、内側に弦が張ってあるおかげなんだって。アレがあるおかげでシンバルっぽい音が出るんだよね。


批判しないって言ったけど(笑)、全体的には「プログレッシブ過ぎたんじゃないか」というのが一応話したけどやっぱ書いておきます。まあ突っ走ったブログレの新曲「Float Emotion」は良かっただけになんとも言えないけど…。そういうのがアクセントになるような位でも良かったんじゃないかなあ。「Les fetes」が非常に安定した曲でほっとしたので(笑)。