「教育は楽しむためのトレーニング」

良い記事だと思う.

人間は退屈がイヤです。だから人は、「自分がやるべきことはこれなのだ」と自分に言い聞かせて、そう思い込み、目標に向かってただひたすら走り続けたりします。というのも、そうすると何も考えなくていいから、楽なのです。僕はこの安楽さがとても危険だと思っています。

あまり理解されていないのですが、「楽しむ」とは実は準備なしにできることではありません。哲学者のラッセルは『幸福論』で、「かつて教育は楽しむためのトレーニングだった」と言っています。たとえば数学が得意だと数学の問題を解くのが楽しい。文学の勉強をして小説が読めるようになったら楽しい。これはどんな楽しみにも当てはまります。

そうそう,と思って読めた.ただ,目標に向かって走り続けることが楽なら,それでもいいという人もたくさん居ると思う.