カエルの為に鐘は鳴る

カエルの為に鐘は鳴る

カエルの為に鐘は鳴る

3DSバーチャルコンソールで買いました。

これは古典なのでやっておいたって感じですが、まあ順当に面白かったです。


やってみて思ったのは、「これを下敷きにしてゼルダの伝説夢をみる島は作られたんだな」ということでした。そういう系譜が分かっただけでも私的にはやった価値がありました。


基本的には戦闘にアクションがないゼルダですね。ゼルダだと、アイテムを手に入れると世界が広がりますけど、このゲームでは戦闘がオートで、HPと攻撃力と…防御力はあったっけ?それだけで決まってしまうので、アイテムを取ってないと戦闘に勝てないので進めない、という意味でもより純粋に「アイテムを見つけることによって道が開ける」ゲームですね。


ゼルダ夢をみる島と一緒で、普段は見降ろしビューで、建物(攻略対象)に入ると横スクロールのアクションになります。今カタログ見て、「リンクの冒険と同じ」って書かれてて、あーそういやそうだったなと思いました。そっちが先か。ゲームボーイということもあって聖剣伝説(初代)っぽさも感じる。しかし、夢をみる島の敵キャラのイキイキとした感じからすると、このゲームも聖剣伝説も、なんとなくやや旧世代感があるかもしれない。



人間状態とカエル状態とヘビ状態を切り替えて謎解きをしていくというのがまあ本作の最大の特徴?なんですが、まあ、無難な感じの面白さといったところですね。というのも、ゲームというよりは、単に迷路を探索するという感じなんだよね。だからあんまり頭使ってる感じはしなかったです。


ただ全体的に造りが丁寧と言うか、良いものに触れた感はなんとなくあります。正しい意味で子供向けという感じかなあ。