「ゲーム音楽のよう」という侮蔑

  • これからのゲーム音楽を考えたときにどういったイメージがありますか?

糸井:ゲーム音楽が好きでゲーム音楽を作り始めた人が出始めているでしょう? 個人的にはそれだと痩せていく気がするんですよ。できるならば出身地を聞いたときに、ちゃんと出身地を語れる人と付き合いたいですね。
大貫:好き嫌いで言うのではなくて、“ゲーム音楽ってゲームの画面からしか出て来ない作り方しかしていないんじゃないか?”っていうのもある。私達の場合はもっと遠く見えないところに向かって作っているところがあるんです。音楽って人間同士でやるものだから、やっぱり経験していかないと駄目ですよね。ただ画面がリアルになればなるほど、音楽が重要になっているのも確かですよ。
糸井:ゲーム音楽をオーケストラで演奏するコンサートとか、ゲームの外の世界との行き来がやっとできてきたんじゃないかな? 以前その辺をやっていたのはすぎやまこういちさんくらいでしたよね。

うーーーん、前半の、

糸井:ゲーム音楽が好きでゲーム音楽を作り始めた人が出始めているでしょう? 個人的にはそれだと痩せていく気がするんですよ。できるならば出身地を聞いたときに、ちゃんと出身地を語れる人と付き合いたいですね。
大貫:好き嫌いで言うのではなくて、“ゲーム音楽ってゲームの画面からしか出て来ない作り方しかしていないんじゃないか?”っていうのもある。

は凄く分かるんですが…その解決が

糸井:ゲーム音楽をオーケストラで演奏するコンサートとか、ゲームの外の世界との行き来がやっとできてきたんじゃないかな?

っいうのは違うんじゃないかと思うのですが…。


多くの人が、「なんかゲームの曲みたいだね」と言う時、それは侮蔑として言ってるのだと思うのですね。どうしてそういうのかと言うと…(後で)