筋力の衰えは獲得した機能なのかもしれない

「筋力は鍛えると強くなり、使わないと弱くなる」ということを当たり前に受け止めていたのだが、猫を飼い始め、猫についての絵本を読んでいた時に「猫は普段は運動していませんが、必要な時にはすぐに最高のパフォーマンスを出すことが出来ます」みたいなことが書いてあったのを見て、「もしかして筋力が衰えるのは『しょうがないこと』なのではなく、より高度な機能なのではないか」と思った。


つまり人間にとって筋力が必要かどうかというのは個体によって非常にまちまちで、必要のない人にとってはエネルギー消費が増える分だけ損してしまうのだから、それを受けて人間は「筋力を減らす機能」を獲得したのではないか。


花の慶次」にもこんなセリフが有った。「虎が訓練などするかね」という。虎は訓練したから強くなったのではなく、元から強いのだ。


まー専門家にしてみれば当たり前のことなのかもしれませんが。