子育ての方針

いや私に子供が出来たわけじゃないですよ(笑)。過去のmixi日記から抜粋。コメント欄に主題を書いたので転載しにくかったんだけど、やっぱりこっちにも載せておこうかなと。

引用元記事

■外で活発に遊んだ子ほど学習熱心に
(読売新聞 - 05月25日 09:29) | (元記事は消滅)

子供時代に外で活発に遊んだ人ほど、本を読む割合や大学進学率が高い――。国立青少年教育振興機構は24日、こんな調査結果を公表した。


調査に携わった千葉大の明石要一教授(教育社会学)は「子供が外で遊ぶことで、探求心や知的好奇心を刺激し、学習意欲も向上させるのでは」としている。


調査は昨年末、全国の20〜60歳代の男女5000人と、小中高生1万1000人を対象に実施。「川や海で泳いだ」「友達と相撲をした」など30項目をもとに、外遊びの体験豊かなグループとそうでないグループとに分けた。


それによると、「体験豊か」という大人のグループは、1か月に本を1冊以上読む人の割合が71%にのぼり、少ないグループ(47%)より24ポイント上回っていた。最終学歴が大学以上(50%)という人も「少ない」グループより5ポイント多かった。


ただ、同じ調査では、外遊びのうち、海や川で遊んだ経験のある人が60歳以上で半数以上にのぼるのに対し、今の中高生は4割に満たない実態も浮かんだ。明石教授は、「学校や家庭は、子供が外で遊ぶ機会をもっと増やす努力をすべきだ」と指摘している。

本文

本を読ませるのが主眼なら、最初から本読めって言えば良いのになんで外で遊ばせるんだよ(笑)。


そして本を読めばいいってもんでもないでしょ。ハリーポッターとか子供が楽しんで読むってもてはやされてるけど、私はあの内容は教育に(は)悪いと思ってるし。


大事なのはメディアの選択じゃなくて内容の選択だよ。私は(おそらくこういう調査をする人がやり玉に挙げてる)ゲームが好きだけど、確かに「こんなもんやってちゃいかんな」と思うよなゲームもあるし、人生の困難を乗り越えるのに役立つような能力を身につけられるようなゲームもある。


高橋名人が「ゲームは一日一時間」って言ってたのは、「子供の頃は色んな事を体験して欲しいと思っていた」ということらしいよ。その言い方なら同意できるんだけどね。

姉のコメント

一日一時間でやめられればいいけど、結局、一時間ですっぱりやめることは子供の意志に任せるだけではムリだし、親がやめろと言ってもすんなりやめさせることが難しい部分(性質)があるのは事実ですよね。

私のコメント

それはそうだと思いますけど、だからゲームより本だとか、ゲームより外で遊ぶ事だ、という結論にはならないんじゃないですか?外で遊ぶ方がその性質は大きいですよね。


僕は親にゲームの時間を制限されていましたが、それは今にしてみれば有り難かったと思いますが、それは「ゲームはくだらないものだから」という理由で制限されていたことに感謝しているわけではないのです。「他の事もしといて良かったな」ということです。そしてそれが子供であった当時は分からなかったわけです。だから親の介入はあっていいと思います。


テレビだから、本だから、ゲームだから、というくくりで肯定したり否定したりするのが乱暴だという話をしているのです。良い本も悪い本もあるように、良いゲームも悪いゲームもあります。


もうちょっと踏み込んだ話をします。


この考えで行くと当然、「じゃあ親が良い物を選んで与えてあげればいい」ということになります。しかしその「内容の良し悪し」を判断するには、親にとって馴染みのあるものである必要があります。ここにゲームが嫌われる理由があると思います。親にとって「あの体験は良かった」と覚えているものは、子供に安心して体験させることが出来ますが、未知の物は子供に体験させて良いか悪いか判断できないわけです。よくミニ四駆が流行るたびにそれをメディアがプッシュしているのは、親が理解できる範囲の遊びだからです。


「良いか悪いか分からないもの与えるのが不安だ」という気持ちは正統な物だと思うので、それでゲームを遠ざけるのはそんなに悪いとは思いません。推奨しないぐらいの意味で。でもそれは「良いかも悪いかもしれない」のですから、禁止する正統な理由にはならないでしょう。


その先は各家庭で決めりゃいいと思いますが、私見を言うと、親の強制する枠の他に、子供の自由にさせる枠(時間や金銭)を設けて、その範囲内でならいいって事にすればいいんじゃないかなと思います。