尊敬する人との距離感・ファン心理とtwitter

最近,(主に音楽系で)凄いと思ってる人をtwitterでフォローして,フォロー返しとかされまして.なんだか非常に気まずい.こちらが向こうの動向を見る事に価値はあるはずなのだけど,向こうからこちらを見る事に価値は無いはずなので.


mixiとかfacebookでは,両者が承認して,対等な関係を結ぶじゃないですか.でもtwitterでは,フォローと被フォローは独立しているので,有名人とかはフォロワーばかりになる.それで良いと思うのですね.ちっとも「フォロー返しして欲しい」なんて思っちゃいないんだよ….


尊敬する人,憧れる人…というか,まあファンとその対象たるアイドルという関係において,アイドル側がファンを認知してくれるというのは,ファンにしてみれば嬉しい事なんだけど,なんというか軽々しくそういうことして欲しくないみたいな気持ちはやっぱりある.


まあ「凄い人」にしてみれば,その人にとっての日常を過ごしてるだけなのであって,別にそんなに凄い事をしてる意識ってないんだと思う.そういう人にとっての本当に凄い人もやっぱりいて,同じような事を考えているのだと思う.私の様なボンクラに対してだって,もっとボンクラな人が凄いとか恐れ多いとか感じているかもしれないということも想像できる.ファンが声かけてくれたら,素直に嬉しいと思うんだろうとも思う.話してみたいと思うのだと思う.


なんかでも,人気商売みたいなのをやる時は,もしかしたら,ファンと一定以上親しくしないみたいな気持が居るのかもしれないなあとも思った.いろんなスタンスの人が居るとは思うけども.


昔に「自分に好意を抱かれていると分かったら,それを恋と認識できない」みたいな事を考えたんだけど,それは「憧れ」が普通は一方向にしか存在できないと思っている節があるのかもしれない.