手紙は情報通信の頻度が低い事に価値がある

年賀状書かなかった太郎です。


誰かと食事に行こうとして、行く場所を決める相談をしたい時、私だったら結構すぐ電話をかけてしまいます。メールで「どこ行く?」とだけ聞くと、相手にそれを考える負担を強いることになりますよね。ですから、もしメールとか、あるいはtwitterとか(今は普通はLINEかな)でやる場合は、自分で最低限考えた候補を挙げつつ、相手の意見を伺うような言い方をするようにしています。


ここで、電話とメールの何が違うのか?というと、やりとりの気軽さ・気安さでしょう。それを具体的に言うならば情報交換の頻度という感じでしょうか。相手が返事をするまでにかかる時間や手間の大きさが、気安さを決めるわけです。


そういう意味で、気安い順に通信手段を並べてみると、

対面(直接会っている)>電話>LINE(とか)>eメール>手紙

という順になるのではないかと思います。


ですから、手紙というのは全然気安くないわけですが、逆に考えるとそこに価値があるわけです。どういう価値かというと「相手の気持ちを想像しておもんばかる」ということの価値です。相手からのフィードバックがすぐには得られない条件では、スムーズなやり取りをするのは難しいので、それを克服しようとして頭を巡らすわけです。この時代においても「手紙が好き」と言う人は、この価値を見出している人なのでしょう。


以上、年賀状書かなかった太郎でした。