旋光の輪舞DUOサウンドトラック
イース7と米倉千尋と一緒に買ったCD。イース7がインパクトあり過ぎて後回しになってたけど、これも名盤だと思います。
- アーティスト: 渡部恭久
- 出版社/メーカー: SweepRecord
- 発売日: 2009/09/30
- メディア: CD
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旋光の輪舞は一作目のアルバムが好きだったので、今作はろくに調査もせずブランド買いしました。このシリーズは電子音の芸術という感じで、今なお時代の先端を行っているような印象があります。「本物の音色の代用」ではない電子音の可能性を感じます。かといって別に普通の楽器の音が無いわけじゃなくて、普通の楽器の音となんら区別することなく、表現に必要な音を出してるって感じでしょうか。
OGRのベストアルバムを、mixiのレビュアーが「テクノのオーケストラ」と呼んでいましたが、確かにあれはコンサートで聴くべきというか、正面から対峙せざるを得ない迫力を持っています。あれぐらいに凝りに凝った音楽ではあるのですが、もう少し精神性とかは弱めで、オシャレな感じです。
曲調としては、前作よりさらにキャッチーさが減って、芸術寄りになってるかな。いわゆるゲームミュージックって感じではありませんが、ゲームミュージックを他分野と比較して、誇れるのはむしろこっちかなっていうような内容だと思います(それが芸術性が高いという意味です)。古くZUNTATAの全盛期から活躍してるYack.氏ですが、私の中では今一番前線で活躍してるゲームミュージック作曲家だと思っています(次点は浜渦氏)。
テクノというとミニマルミュージック的な構成の曲が多いのですが、この曲らはむしろ息もつかせぬ展開という感じですね。一体どんだけアイディアが出せればこんな曲が出来上がるのか…と感嘆しきりです。
で、オススメ曲を紹介したいんだけど…うーん、まだなんか語れるほど聴き込めてないかなあって…。というか、「つまんないかも」と思ってた曲が、聴き直すたびに少しずつ好きな曲に変わっていくので…。
試聴は公式があるだけかな。クロスフェードがクロスし過ぎて何が何だか分からないような(笑)。5曲目のピアノ連打みたいのとか良くね?
あ、ちょっとYouTubeにもあったね。これは結構人気曲↓…でもこの曲を一曲聴いてもそんなにインパクトないかなあ?
前作の人気曲とか↓