罪と罰 〜地球の継承者〜
突然だけど、話題に上がったので取り上げてみる。
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2000/11/21
- メディア: Video Game
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このゲームは64末期の名作。当時ファミ通レビューでプラチナ評価なのを見て、売ってるのをたまたま見かけたので買ってみた。2,980円ぐらいで買えたと思う。今ならWiiのバーチャルコンソールで1,000円とかで買えるはず。ただ、コントローラーが違うので、64と同じ感覚で出来るかどうかは分からない。
私にとって数少ない「ゲーマー」らしい記録を示せる作品。具体的に言うと、難易度「ハード」をノーコンティニュークリア出来るまではやった。元々マイナーゲームだけど、今のところ、知り合いでそこまでやった人には出会っていない。
右手と左手で全然違う複雑な操作をしなきゃいけないのが、ピアノ弾き的に燃えた。自在に動かせなくてパニックになる事もあったが、それが出来るようになると超快感といった感じ。
難易度は「イージー」「ノーマル」「ハード」の三種類だけど、デフォルトがイージーに設定されてて、絶対イージーからやるべき。ほぼ日のインタビューにもそんな事が書いてある。三つの難易度が、それぞれのゲームとして作られてるようなぐらい上手く変えてある。ここが私は一番すごい所だと思う。というか、ハードまで遊ぶと「ああ、イージーとノーマルはこれをちょっと変えて簡単にしたものだったんだ…」というのが自然に分かるようになってる。
コンティニューポイント(やり直しの区切り)が細かく設定されているので、死にながらで良ければどんどん先に進んでいける。もちろんクレジット切れはあるけど、イージーなら初回でクリアできる人も少なくないのではないかと思う。私は確か2回目でクリアできた。ところが、ノーマルはイージーに比べて格段に難しい。
私は、「イージーをノーコンティニューでクリアできる」ようになったぐらいが、「ノーマルを死にながらなんとかクリアできる」レベルだと感じた。そして、「ノーマルをノーコンティニュークリアできる」ぐらいが、「ハードを死にながらなんとかクリアできる」ぐらいだとも感じた。それ位難易度によってゲームが変わる。
難易度選択による違いに比べると、ステージごとの難しさはそんなに大きな差ではないような気がした。というか難易度毎に、一番難しいステージが違ったというのが私の印象。イージーではとにかくまだ操作に慣れてないので、右手と左手を同時に使いこなせないと絶対勝てない最初の敵である2-1の「フンコロガシ」が最大の難所だったと思う。ノーマルでは、3-2(右にスクロールしていくステージ)の最後の猛攻が、ごり押しではない攻略を求められる所。ハードでは、単純にステージが長い2-2(空中戦)が、回復アイテムの回復量減により一番きつかった。
ところで、このゲームでトレジャーを知り、トレジャーのゲームをいくつか買ってみたのだが…。
- 鉄腕アトム アトムハートの秘密
- 全体的にストーリー等の発想は面白かったのだが、戦闘がやや単調
- ガンスタースーパーヒーローズ
- 途中に入るアクション以外のステージがつまらない
- 斑鳩
- いくらなんでもムズ過ぎ
と、罪と罰以上の評価は与えられてない感じです。それでもまあガンスター以外は良かったと思うけどね…。