コード弾きの勉強の為の本
今更,加羽沢美濃の楽譜を高い値段で中古で買ってるのが無駄というか普通に売ってる時に買えばよかったなという反省から,ヤマハ店にポップス譜を物色に行きました.しかし加羽沢美濃の楽譜は特に売って無かった.(いや,良く考えたらディズニーの棚は別だったので,そっちにはそれ関連のはあったかもしれない)
ついでに理論の本を見てみるか,と思って見てみたら結構面白いのがあって,40分位(笑)物色してしまった.そして買ったのが以下の2冊.主に「コード弾き」つまり「コード譜から弾き語り伴奏やピアノソロアレンジをする」事の勉強が目的です.
- ピアニストのためのコード学習帳 ジャンル別実践編 (CD付き) (ピアノスタイル)
ピアニストのためのコード学習帳 ジャンル別実践編 (CD付き) (ピアノスタイル)
- 作者: 藤原豊,植田彰,角聖子
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2011/08/29
- メディア: ムック
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- ピアノスタイル あきない!ハノン コード強化編 (CD付き)
ピアノスタイル あきない! ハノン コード強化編 (CD付き)
- 作者: 宮前幸弘
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2010/08/30
- メディア: 楽譜
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まず,「ピアニストのためのコード学習帳 ジャンル別実践編」の方は,
- 元々ピアノを弾ける人を対象としている
- 密度濃く書かれている(見やすさ重視で大きく書かれているものも多い)
- 読むだけでもそこそこ分かりそうなのと,譜例が豊富で練習問題も僅かだがある
- 曲がたくさんあるわけではない(あくまで説明の補助の譜例)
- 目的である「コード弾き」が大きく取り上げられている事
などが私の様な経歴の人には合っているかなと思いました.逆に言うと,ピアノや理論の初学者にははっきり言って難し過ぎて勧められないと思います.これの前篇である「ピアニストのためのコード学習帳(サブタイトルなし)」もあったのですが,実践編の最初におさらいっぽくまとまってる内容がある程度分かりそうだったので,まあなんとかなるかなと思って飛ばしました.
ジャズの即興演奏の為の理論本とかも興味あったんですが,「まあでも,ジャズそのものがやりたいわけじゃないしな…」ということで見送りました.
「あきない!ハノン コード強化編」の方はというと,これは,やっぱり手の型みたいなのが出来ないと自由に弾く事は出来ないと思ったので,反復練習系のも必要だろうということで買いました.ちゃんとやるか自信ないけど.選んだ基準は
- ハ長調以外の譜面も(全部ではないが)載っている
- ハ長調だけ書いてあるもので全部自在に移調して練習できる自信が無かった
- かといって全部載ってるのは無駄と言えば無駄
- 譜面にコードが書いてある(自分が何をやっているのか知りたい)
- ビート毎のパターンについての練習がある(伴奏パターンとして使える)
といったところでしょうか.「あきない!ハノン 応用編」っていうのと迷ったんですが,まあ基本は伴奏目的なのでこっちにするかなーという事でした.でもまあどっちでも良かったかも.思うに,ポップスの方がクラシックより気軽だと思われているような気がしますが,実際はポップスの方が反復が重要なんじゃないでしょうか.
その他迷った物達
- Amazon.co.jp: ピアノスタイル ピアニストのためのコード学習帳(CD付き) (リットーミュージック・ムック): 藤原 豊, 植田 彰, 角 聖子: 本
- Amazon.co.jp: あきない!ハノン2 ジャズ、ポップスを弾くための☆ピアノトレーニング集 応用編 (CD付き) (ピアノスタイル): 宮前 幸弘: 本
上記の通り
一見して良さげだなと思ったんだけど,ハ長調譜面しかなくてそれを自力で全部移調する自信が無かったから見送った.
すげー細かくて値段以上の価値はありそうだったが,ピアノに特化した内容では無かったので見送った.打ち込みとか本格的にやるなら良いかも.
私が欲しいのは「コード進行パターン」というよりは,「伴奏音型パターン」なんだけど,そういうのはあんまりなかった.たくさんあったのは,ギターコード集に当たるピアノのコード毎の鍵盤の押さえ方集.さすがに(理論が分かれば)その一覧に金払うのは惜しいなと思いました.