今やってる練習(アレンジと即興のための)

前回の記事でピアノを自在に弾けるようになりたいと決意したところで、今どんな練習をしているかという話。



音階練習

まず音階練習をしてます。これは毎日。上の記事でも紹介してますが、以下のをやってます。

これを全調分。大体の基準としては、一つの調の分がミスなく弾けたら終わり。ミスなく弾けるまではやり直し。しかしなんだか左右のばらつきが気になったので、ゆっくり目でメトロノーム鳴らしながらやってます。今は二分音符84とかだったかな。これで現在は大体10分かかります。ちなみに、音階そのものはそんなに難しくないのですが、後半の和声がやっぱり結構間違います。


で、続けてこれをやってます。音階練習の延長で、基本的な和声を覚え込もうという魂胆で。

これの後半の、

そこで、いくらか改良したのが次のような音階です。

と書かれている物を、長調短調で全部に移調して弾いていきます。楽譜には書き下してないので、頭の中でずらしていきます。これも間違えたらやり直しでやって、今日は20分から25分ぐらいかかりましたかね。最初(4日前ぐらい?)は倍以上かかったような気がします。途中ちょっと飽きるのですが、音階練習もそうだったのが弾けるようになってからは気にならなくなったので、もうちょい早くなれば大丈夫かも。


余裕で出来るようになったら、元の音型を変えるなり自由に決めて、それを全調で弾いていく練習にしたいと思っています。この練習はその足掛かり的位置づけのつもりです。

テンションやリズムの練習

  • ピアノスタイル あきない!ハノン コード強化編 (CD付き)

ピアノスタイル あきない! ハノン コード強化編  (CD付き)

ピアノスタイル あきない! ハノン コード強化編 (CD付き)

これ、最初は前の方から馬鹿正直にやってたんですけどちょっと飽きた(笑)ので、楽しそうなリズムありのところからやってしまう事にしました。前半は後で復習したいと思います。


スウィングのリズムは慣れてないのですが、CDで演奏例も付いてるので助かります。今は数パターンを繰り返し弾いてるだけですが、それでも結構楽しいです。あと後半には良くあるコード進行パターンというのもあって、それもかなり楽しいです。特に「JPOPのバラードのサビでよくあるパターン」というのが、ほんとにあるあるです(笑)。よくあるだけあって良い進行だと思いましたし。


テンションがふんだんに入っているので、テンションに馴染むのにも良いのではないかなと思います。もう少ししたら、ここにあるパターンを上記の全調で弾く際の原型として使いたいと思っています。

コード理論の学習

  • ピアニストのためのコード学習帳 ジャンル別実践編 (CD付き) (ピアノスタイル)

ピアニストのためのコード学習帳 ジャンル別実践編 (CD付き) (ピアノスタイル)

ピアニストのためのコード学習帳 ジャンル別実践編 (CD付き) (ピアノスタイル)

これは本当に学習の本って感じです。読んでは弾いて確かめて…という流れです。最初の基礎理論の部分だけでも結構色々な事が書いてあって、読む分には量は少ないですが弾いて確かめようとするとかなり時間がかかります。


セカンダリドミナントサブドミナントマイナーなんてのを最近学びました。名前を知らなかっただけで音的には効いた事もあるようなものでしたけど、やっぱり意識的に捉えると「それをどこで使うか」という事や「これは出来るけどこれはダメ」という事が頭で分かるようになるのですね。いいですね。しかし、記述を読んだだけではやっぱりすぐには分からなくて、譜例を弾いたり、自分で好き勝手弾いてみたりしないと分からないと言えば分からないです。


最初に伴奏づけの基礎みたいな話(内声がどうたら)も書いてあるし、割かし一冊で完結してて、ピアノ愛好会に居るような人にはかなりオススメ出来るのではないでしょうか。ピアノ初学者にはもうちょっと簡単なのからやるのをオススメしますけど。譜例がすぐに弾けないぐらいだとさすがに厳しい気がします。前篇もあるしね。


そう言えば、これCD付きなんですけど、途中の譜例については録音が入っていません。最後の有名曲をアレンジした物だけです。これは正直ちょっと微妙だったかも。見て分からなくても耳で聴いたら分かるということも多いはずなので…。この点に関しては「あきない!ハノン」のアプローチの方が良いかなと思いました。ま、私は大体弾けるんで問題無いんですけども。

雑感

フレーズに伴奏付けたり即興したりすることも、思ったより早く出来そうな気がしてきました。まあ思ったより早いだけでそんなすぐ出来るとは言ってませんけど。


ちょっと不安なのは、凄い基本的な事と、テンションのような応用的な事を同時に学んでいる事ですね。もしかしたら効率悪いのかも。いや、テンションは応用的な事ではないのか?良く分かりません。まあ楽しいからいいってことで。


あとは、伴奏パターン(バッキング?いやバッキングは伴奏の事か?)集みたいなのがあればいいなと思うのですが。それはganchanがかなり解説してくれてるので、それをやってみようかなー。


まあ伴奏パターンみたいなものこそ、既存の名曲を参考にすべきなのかもしれませんね。あんまり既存曲を弾くモチベーションが無くなってきてるけど、そういう目的からすると弾いた方が良いのかも。そういえば「コンコーネ中声用」も伴奏良いから弾きたいな。