WEAVERのCDと楽譜

WEAVERのCDと楽譜を買った.

Tapestry

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  • 新世界創造記・後編(初回限定盤)

新世界創造記・後編(初回限定盤)

新世界創造記・後編(初回限定盤)

CD二つは,中古で発見したので買ったのだが,「新世界創造記・後編」の方は初回限定盤だったようで,おまけで色々入っててお得感があった.


両方ともミニアルバムという形式のようで,収録曲は6曲とかそこら.ただし前述したように初回限定版の奴には他にも入ってて,「前篇」の曲のピアノ弾き語りバージョンとか,ピアノソロバージョンとか.一般的にこの辺のに需要があったのかは分からないけど,私はピアノの人なので一応嬉しかった.


2つのCDで,どっちも雰囲気はそんなに変わらないんだけど,Tapestryより後発の「新世界創造…」の方が,シンセの音とかが増えてるかな.もともとピアノ(ボーカル),ペース,ドラムの三人なんだけど,それだけでライブの音になるのとそうでないのがある.


私はもともとアップテンポなピアノ弾き語りの可能性を探っていたので,やっぱりそういう曲の方が気に入ったかなという印象.既に聴いてた「2次元銀河」と「管制塔」の他では,「トキドキセカイ」と「愛のカタチ」が今のところ好きかな.どっちも凄く明るくてノリノリでテンションが上がる.でも今挙げたのはピアノの使い方も似てて,他の曲ではちゃんとバリエーションもあるし,アルバムとしても良いのではないかと思う.


聴いてて思ったのは,Cメロ的な部分を用意した曲が多いっていう特徴があるような.1番の後に来たりとか.どれも歌ったら気持ち良さそう.しかしカラオケで歌うと,楽器がバリバリ活躍する間奏の部分が間延びしそうではあるので,そこは注意かもしれない.


歌詞が割と聴きにくい.発声が悪いとか言う話じゃなくて(もちろん声優ソングみたいでも無いが),規則性が少ないのでメロディーも予測しにくいし,それに乗る言葉も覚えにくいといった感じ.ライブで自分がやったとしたら,言葉の部分は観客に何も残らないだろうというということが予想される.雰囲気はキャッチーなんだけどメロディーはキャッチーじゃないというかそんな感じ.別にキャッチーにしろって言ってるんじゃないんだけど,そういう面も欲しいかなとも.曲もそうだし,歌詞そのものについてもそう思う.私が良くいう話だけど,言葉の選び方的に音読みが多くて聴いても一意に決まらないみたいな.「恒久性の愛」って今こうして読んでもあんまり意味分からないのに,「こうきゅうせいのあい」って発音されてもなんのことやらでしょうと(笑).


歌詞はちょっと「君と僕」的な世界が多すぎる感じはないでもない.若い人向けなのと言われるのも分かる.だけど管制塔とか良い気もするし,まあ実際本人達若い訳だし,今後に期待かなー.



こちらは楽器屋(ミュージックプラント)で見つけたので購入.同じ場所に「新世界創造…」の楽譜があったら結構迷った気がするけど,こっちしかなかったのでこれを買う事にした.Tapestryの中の曲では2次元銀河ぐらいしか聴いてなかったんだけど,CDの方買ってみて,どれもいいじゃないのと思ったので,全部入ってるの買っても後悔しないかな,と思った.


バンドスコアを買うのは初めてなので良く分からないけど,結構省略された記法になってる.同じ音が続く場合は,リズムが分かるように音符の旗の部分だけで,玉の部分は何も書いてなかったりする.慣れないけど,まあ確かにその方が読みやすいという事もあるかもしれない.私的にはだったら旗の部分をもうちょっと強調して書いて欲しいような気がしたが.


トキドキセカイの最初のリフのところ弾いてみたんだけど,リズムがポップス(ロック?)なのがとにかく難しい.こーやってビート感出すんだなーと感心するとともに結構苦戦しそう.まあ,単純に指の動き的にはそんなでも無いと思うんだけど.


ところで,WEAVERは「紡ぎ手」という意味で,ファーストアルバムは「タペストリー」なので,名前にふさわしいアルバムというわけなのですね.