ゼルダの伝説 スカイウォードソード

ゼルダの伝説 スカイウォードソードやってます。私にしちゃ新作やってるよな。

なんでしょう。凄く順当に面白いんですけど、だからこそなのか、あまり書きたいことがありません(笑)。ちなみに今は、最初の三つの神殿(?)が終わったところです。


これまでのWiilゲームでは、Wiiリモコンポインティング機能で「はい、いいえ」の選択をさせられて、「なんで今までのインターフェースより劣化してるの!」と思っていたのですが(ポインティングは多数のものから選ぶのには便利だけど二択とかだったらキー操作の方が早い)、このゼルダにしてようやく、Wiiリモコンプラスを使った、これまでにない快適な操作を実現しています。ポインティングするのではなく、選択肢の方にリモコンを傾けることで、選ぶことができます。これは凄く感心しました。しかし、未だに基準点がずれてしまったりはるので、その都度十字の下キーを押さなくてはなりません。今後こういったことも解消されていくといいなあと思います。


リンク操作もモーションプラスを駆使したものになっています。それが割かし精密な動作を要求されるので、難しいといえば難しいような気もします。ゲーム初心者向けではないんだな、という印象を受けました。もともとゼルダはそんな簡単でもなかったような気もしますけど。


剣を振り回すアクションも期待通りだなと感じています。あと、思ったより速く切れます(一秒あたりみたいな話)。なんとなく今までのゼルダの感覚で攻撃を繰り出していたんですが、ズババって感じで切れることに気づきました。その代わり疲れますけど。そういう意味でプレイヤーの力量(笑)に依存します。キノコが好き放題切れることに気づいたときは、サルのように振りまくってしまいました(笑)。その他「とどめ」などの戦闘に関するアクションも身体感覚に近くて気持ち良いです。この辺は風のタクトからの少しずつの改良による成果ですね。盾ではじくのもいい感じです。回転切りはもうちょっと出すの難しくても良いかもなと思ったけど…まあがんばりゲージ消費するから良いのかな…。


いろんな点で、ゲームとしておかしくないような調整が感じられます。お宝とか虫の数も適正に感じますし、それぞれ用途もあるし、お金にもきちんと使い道があります。64以降ずっとそうすればいいと思っていた、妖精の希少化および回復量減少も評価できると思います(クスリを買う必要が全くなかった)。あとはもうちょっとゲーム内現実と実世界の切り分けをして、キャラクターに「Wiiリモコン」とかしゃべらさないようにしてほしいなあとか思います。アイテムの切り替えで時間が止まらなくなったのも、そういう効率のよさを求められるという意味で私は好きです。


謎解きもいつも通り歯ごたえがありますし(と思うのだが世間的にはヌルイと言われている?私の根性が減退しているんでしょう)、謎解きで疲れたらスカイロフトでサブイベントこなそうという気になれるのもいいバランスに感じます。キャラクターも良いですね。バドの顔を始めた見たとき素で大笑いしました。目がいっちゃってるだろ。トワイライトプリンセスをやったときは、「常に暗くてしんどい」と思ったのですが、今回は雰囲気も明るく楽しい感じで良いと思います。微妙にセバスンがキモイような気はするけど。


多少街や森が人工的過ぎるような気がします。神殿が人工的なのはいいことですが、森とかはもうちょっと詰め込み過ぎない感じでもよかったのかなとか。


3Dになってから、ボスがだいたい「倒し方見つけたら楽勝」ってのが多かったのですが、今回はアクション寄りで好みです。…が、もうちょっと難しくてもいいかなとも。砂漠のボス、初見でノーダメで倒せちゃったよ…。火山のは一回負けたけど。